富山のスーパーがレジ袋を有料化 来年4月から
「富山県と県内でスーパーを展開する12の事業者などで構成する県レジ袋削減推進協議会は、地球温暖化防止対策の一環として、2008年4月から12業者の県内のスーパー134店舗のうち、117店舗でレジ袋を有料化する。
県内全域で有料化の取り組みは全国でも珍しいという。残りの店舗についても今後有料化に向けて検討する。また、レジ袋の値段については、各事業者が今後協議するという。
県とイオン、ユニーなどの事業者、市民団体が今年6月に協議会を設置し、有料化を検討していた。県は今後、ポスターやチラシを作製するなどして、レジ袋の有料化を呼び掛けるという。」(フジサンケイビジネスアイ)
いよいよ、地域ぐるみでレジ袋有料化の動きが出てきましたね!
市町村レベルだとレジ袋削減に取組んでいるところもあるんですが、
県レベルでは取組がない、というのは、
家庭ごみの処理責任が市町村にあるから。
(産廃の責任は県ですけどね)
でもさ、一市町村でレジ袋有料化しても、隣の市では無料だったら
削減効果ってどうなんだろう?
市の境界に住んでいたら、無料の市町村で買い物しちゃう人もいるはず。
だから、こういう取り組みは一市町村よりも広域で取組むほうが効果が発揮されるわけです。
それは分かっていても、なかなか各自治体が協力し合って
同じ施策を行うのは難しいわけ。
そこで県が音頭を取って、こういう取り組みを実現した、というのは
素晴らしいと思うね。
富山県の担当者、エライ!よくやった!
例えば、一市町村のスーパーだって足並みをそろえるのは難しいのよ。
それが全県134店舗中、117店で実施するんだからスゴイ。
「行政が言っているんだから有料化するのは仕方ないよね」
そのように消費者や店舗に思わせることがすごく大事なわけ。
店は「消費者が求めるから無料にする」と言いつづけて来た。
だけど県が旗を振るんだから、消費者も店舗も言い訳できない。
行政っていうのは、こういう場合に力を発揮するんだよね。
さて、ひとつの県がこうやって成果を挙げると
他の都道府県だって黙っちゃいない。
じゃ、うちもやろうか、という都道府県が必ず出てくるわけです。
行政というのは「前例」が大事なので、どこもやっていないことに取組みたがらないという傾向がある。
どこかがやっている、となると、割と簡単にできちゃうんだよね。
だからこそ、初めて取組んだ富山県はエライわけです。
次はどこが続くのか、期待しましょう!
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テーマ : エコ・環境・ごみ・資源・リサイクル・ロハスなど - ジャンル : 学問・文化・芸術
タグ : 富山県
富山県、やってくれましたね♪
様々な地球環境の問題は、
早急な解決を必要とするものが多くて、
QTさんのこれまでのブログを拝見してきて、
レジ袋有料化に、私は、大賛成だったので、
すごい朗報でした!!
行政に「前例」が大事というのは、
知りませんでした。
今後の、別の都道府県の動きにも、
注目ですね。
様々な地球環境の問題は、
早急な解決を必要とするものが多くて、
QTさんのこれまでのブログを拝見してきて、
レジ袋有料化に、私は、大賛成だったので、
すごい朗報でした!!
行政に「前例」が大事というのは、
知りませんでした。
今後の、別の都道府県の動きにも、
注目ですね。
葵 |
2007.11.30(金) 03:48 | URL |
【編集】
>しろうささん
同じ都心でも、青山と有楽町で違いがあるのがオモシロい。経営が違うのかも。
地域性というのはあるでしょうね。
とりあえず、可能なところからやってもらいたいです。
>葵さん
行政というのは前例で動くものなんです。
だから誰かが始めないと、ぜんぜん動かない。
猫に鈴をつけるのは、誰だ?
ってことでしょうかね。
ちょっと情けない話。
同じ都心でも、青山と有楽町で違いがあるのがオモシロい。経営が違うのかも。
地域性というのはあるでしょうね。
とりあえず、可能なところからやってもらいたいです。
>葵さん
行政というのは前例で動くものなんです。
だから誰かが始めないと、ぜんぜん動かない。
猫に鈴をつけるのは、誰だ?
ってことでしょうかね。
ちょっと情けない話。
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有楽町店は無料。オフィス街・繁華街で、コンビニ的に利用するお客が多いからなのかな。
マイバック持参をもっとアピールすればいいのにね。