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【ごみ問題とは?】21世紀のごみ問題 

21世紀のごみ問題とは?

昭和の終わりのバブル期には、経済の発展とともにごみ量も急増しました。

20世紀のごみ問題
http://ecobaka.blog120.fc2.com/blog-entry-71.html

急激に増え続けるごみを、安定的に衛生的に処理するにはどうしたらよいのか、それが20世紀のごみ問題だったとも言えます。この点、日本のごみ処理行政、収集体制、ごみ処理施設ともにレベルが高く、日本の街にごみが散乱することはありませんでした。

では、21世紀のごみ問題はどうなっているのでしょうか?じっくり考えてみましょう。
まずは平成8年度から17年度のごみ量の推移を見てみましょう。このグラフは環境省のデータから作成されたものです。


一般廃棄物 H8?17


平成8年以降の10年間は、あまり大きな増減はないですよね。
正確には2001年は平成13年です。12・13年度は若干ごみ量が増加していますね。でもまあ、前回お見せした昭和の終わりの20年のグラフの増加と比べれば微々たる変化です。この頃には、バブルが崩壊した平成2年からは大分時間も経っていましたが、景気は冷え込んだまま。「失われた10年」なんて言われるほどでしたね。

この間、ライフスタイルは変化して使い捨て容器などは増えているはずなんですが、総量としては増えていません。結局、景気が悪いと大きくごみ量が増加することはないのでしょう。

昭和の終わりに言われていた、「ごみの急増で収集が大変だ!処理施設が足りない!今後どうしたらいいんだ!」という声は、景気の冷え込みとともに聞こえなくなっていきました。あたかもごみ問題は解決したかのように見えたこともありました。

でも、このグラフが示すように、たとえ景気が悪くなっても、そうそうごみ量は減るものではない、とも言えるわけです。増加が止まっただけなんです。バブル絶頂期の平成2年以降、実はごみ量は大きな変動もなくほぼ横ばいです。

景気がよければごみは増える。
しかし景気が悪くてもごみは減らない!! ←ここ重要!!

バブル崩壊後、日本の経済は大きく失速し、当然税収も大幅に減ってしまいました。
ごみ処理を行っている市町村も、税収が大きく減って予算の割り当てに頭を痛めています。当然、ごみ処理にかかる費用も減らさなければならない、しかしごみは減っていないのです。

昭和の時代は、家庭から排出されるごみの中心は生ごみでしたが、現在ではプラスチックや紙が増えています。以前は家具や家電を簡単に捨てたりしませんでしたが、安く買えるようになったため簡単に捨てます。これらの処理費用を取れば不法投棄します。自動車の不法投棄も大きな問題ですよね。

また食生活の変化から容器包装が急増しています。一度使っただけで簡単に捨てて、それを莫大な費用をかけてごみ処理しているなんて、日本は本当に景気が悪いと言えるのでしょうか?

何かがおかしい気がするのですが、みなさんはどのようにお考えでしょう。

ごみ量は増えてはいないのだけれど、日本はごみ問題が山積しています。

いまの日本が抱えているごみ問題とは何か。

次回からは、そのことについて考えて行きましょう。
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テーマ : エコ・環境・ごみ・資源・リサイクル・ロハスなど - ジャンル : 学問・文化・芸術

タグ : 21世紀のごみ問題 昭和のごみ問題

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【ごみ問題とは?】20世紀のごみ問題 

20世紀のごみ問題

ごみ問題と聞いて、まず誰もが考えることは、
「ごみが増えている!」
「処分場が足りない!」
ということだろう。

実際、ごみの量はどうなっているのでしょう?調べてみたいと思います。

ここで問題です。
ごみ問題はどこの省庁が担当しているのでしょうか?
答えは環境省です。

以前は旧厚生省の管轄でした。現在は、2001 年1月の省庁再編により、廃棄物行政は厚生省から環境省へ移管されました。

ということで、ごみ量の推移について考えるときは、以前のデータから調べなければいけませんね。ここで、旧厚生省のデータを見てみましょう。

一般廃棄物の排出量


かなり古いデータだけど、昭和50年から平成8年までの約20年間のごみ量の推移が分かります。
ピンクが国全体のごみ量で、ブルーが一人一日あがりのごみ量です。

昭和50年から60年にかけて、ごみ量は少しずつ増えたり減ったりしながら、横ばい状態でしたが、昭和60年から平成2年にかけて急激に増加しています。いわゆるバブルの時代ですね。そして平成2年からは横ばい状態になっています。これはバブルがはじけて景気が悪くなったため、ごみの増加が止まったのだといわれています。景気によってごみ量が増減していることが分かりますね。

旧厚生省では、これらのことをどう振り返っているのでしょうか。HPの文章を見てみましょう。

 「昭和54年度以降にみられる減少傾向は第二次石油ショックと重なっています。
  また、平成2年度をピークとする増加傾向とそれ以降の横這い傾向は
  バブル経済期とその破綻とに重なってみえます。

  しかし、これからは経済の好不況に関わらず廃棄物量の削減を図っていかなければなりません。
  そのためには、使い捨て製品の使用の自粛や、リターナブル容器を用いた製品を選択するなど、
  生活様式を見直し、可能な限り廃棄物の排出を抑制し、
  その上でリサイクルを進める循環型社会への転換が必要です。」

旧厚生省のデータには、このような記述があります。
やはり景気に左右されないような対策が重要だと考えているようですね。

なぜなら、安定的なごみ処理が続けられないから。

例えばこんなことが起こるかもしれない。

200X年の○月のある日のニュースで、

「東京の道路にはごみ袋が散乱して悪臭に困っています。
 去年はごみ量が少なかったが、今年は株価が急騰して景気が急激によくなったため、
 ごみ量が爆発的に増加、ごみ処理施設からごみがあふれて、
 東京はナポリのようにごみに埋まっています。」

安定的、衛生的に処理してもらえることが一番大切だものね。

平成8年以降のごみ量については、次回に取り上げますよ!

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タグ : ごみ量の推移 20世紀のごみ問題 昭和のごみ問題

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【ごみ問題とは?】ごみ問題とはそもそも何が問題なのか? 

ごみ問題とは

ごみ問題と言っても、そもそも何が問題なのだろうか?

50年前の生活とは比べ物にならないほど、ごみは増えている。
処分場は足りない、費用は増える、環境は汚染されるなどなど。
ごみをめぐっていろんな問題が起こっている。
いつからこんなにごみ問題がクローズアップされるようになったのだろうか?

日本のごみ処理の歴史については、以前書いたものがありますので、それを参考にしてください。
http://ecobaka.blog120.fc2.com/blog-entry-36.html

ごみ危機が叫ばれるようになったのは、やはり何といってもバブルの時期です。
古い建物が一斉に壊されてどんどん新しいビルができる。建設廃材の不法投棄が大変な問題になった。何といっても、家庭から出るごみも急増し、各地の焼却処分も埋立処分も施設が圧倒的に足りなくなったことだろう。

景気がよかったから、人々は古いものをどんどん捨てて、新しいものに買い換えることが当たり前になった時代。ごみ問題は経済とは切っても切れない関係だ。

それが証拠に、バブルがはじけて景気が悪化するとごみの増加はストップした。そして少しだけど減りだした。

いろんなことが関係していると思うけど、やはり企業も家庭も無駄に捨てられなくなった、ということだろうか。

であるなら、やっぱりごみは無駄の象徴なんだろうね。

ごみ問題とは何か?

それをこれから一つずつ考えてみたいと思います。

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