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【ごみの基礎知識?】明治から昭和のごみ処理 


明治になると鎖国から開放された日本は
外国との交流が盛んになった。
すると諸外国の文明も流入するけど
いっしょに伝染病なども問題も発生するんだね。

明治10年から22年に、コレラ、ペスト、腸チフス等の伝染病が流行したんだ。

それらの原因として、水道やごみ処理の衛生が問題視されて
1900年(明治33年)「汚物掃除法」という法律が制定されたんだよ。

これが日本で最初に制定されたごみ処理の法律なんです。

当時のごみ処理は埋立処分が中心だったので
くぼ地や谷にごみを投げ捨てていた。
その頃は生ごみが中心なので
腐敗した生ごみにハエや悪臭の発生で
とんでもなく非衛生的だったんだよ。

そこで、この法律では
できるだけ焼却するように謳われている。
また、ごみ処理は市町村の義務とされたんだよ。
このときから、日本のごみ処理の方針が
大きく決まったと言えるんだね。



本格的にごみ処理の近代化が始まったのは戦後になってから。

江戸時代、「し尿」は肥料の原料として回収されていたのだけれど
戦後は、化学肥料の登場でまったく不要なものになってしまった。
生ごみ中心だったごみも、粗大ごみやプラスチックが増えて質が変化していったんだね。
それより増して、大量生産・大量消費・大量消費の時代を迎えて
いよいよ本格的なごみ問題が始まった時代なんだね。

それを反映してか、1960年代には「ごみの焼却炉」が本格的に作られ始めた。
燃やせるものは燃やしてごみの量を減らし、衛生的に処理しようと考えたわけだ。


また産業の発達によって、
有害物質の排出が引き起こす公害も
社会に大きな問題を起こしていった。

工場の排ガス、排水からの汚染物質が
さまざまな公害病を引き起こしていったのが
目覚しい高度成長期の影の部分とも言えるんだよね。

1970年の「公害国会」において、
「公害防止法」をはじめとする14の公害関係法が制定。

「大気汚染防止法」「水質汚濁防止法」なども制定されたなかに
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)」もあったんだ。
この法律によって初めて産業廃棄物が定義され排出者責任が明確にされた。

この年が、ごみを初めて社会問題として認知した年だと言えるんだね。

そしてこの法律が現在もごみ処理制度の基本となっているんだよ。



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【ごみの基礎知識?】江戸時代のリサイクル社会 

江戸時代になると江戸や大阪で都市が発展。
江戸の人口は130万人というから驚きだね!

当然ごみ処理が大きな問題となり、
「芥改役(あくたあらためやく)」
というごみ処理の役職があったんだって。
今で言う環境省とか厚生労働省みたいなものだね。

「江戸市中諸法度」(1648)には「ごみさらい」のルールがあったらしいよ。
そのためか、外国人が書いた文献によれば、
当時の欧州に比べて、江戸の町は非常に清潔だったらしいね。

江戸時代は、なによりも素晴らしい循環型社会だったんだ。

し尿のリサイクルをはじめ、桶を修理する箍屋(たがや)、古着屋、古鉄買い、紙屑買いなど修理・再生・回収の専門業がたくさんあったんだ。
そう、いつもお話している静脈産業が完備されていたんだね!


QTは以前、リサイクルのVTRを作成したとき
江戸東京博物館」を使って撮影をしたことがあるんだ。
江戸は経済や文化も発展したけど、循環型社会も実現していたんだよね。

このページにはいろんな修理再生業者が紹介されているよ。
あらゆるものが修理されたり買い取られたりしている。
http://www.simofuri.com/recycle/recycle.htm


当時は、ものの値段が高くて価値があったので、
ものが大切にされ、修理されて長く使われたんだね。

それでもごみを適当なところに捨てる人が多かったので社会問題になっていた。
三代将軍家光や四代将軍家綱は、
川や空き地にごみの投げ捨てを禁止する町触(まちぶれ)を出し、
不法投棄の禁止しているんだよ。
不法投棄って今に始まった問題じゃないんだねー。

明暦元(1655)年幕府は深川永代浦をごみ捨て場に指定。
ここから東京湾のごみ処理場としての埋立の歴史が始まったんだ。
それから18世紀半ばまで、 江戸周辺だけでもごみ捨て場は10ヶ所(!)
延べ約125haが埋め立てられたんだって!

このサイトを見ると、1600年頃と今の東京湾の違いが分かるよ。
埋立地はかなり広がっているんだ。驚きだよ!
http://www.ale-net.com/tokoton/eco/edo/kiso_1.htm


東京はどこまで広くなるんだろう?(笑)


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【ごみの基礎知識?】日本の中世期 

前回お話したように
ヨーロッパの中世というのは
暗く、汚く、つらい時代だったんだね。

日本ではどうだったかと言うと
平安時代つまり京都の貴族の時代が終わる。

武士の台頭で戦乱の世がやってきた。
それがまさに中世期。



「旅客来りて嘆いて曰く

 近年より近日に至るまで

 天変地夭・飢饉疫癘・

 遍く天下に満ち

 広く地上に迸る

 牛馬巷に斃れ骸骨路に充てり

 死を招くの輩既に大半に超え

 悲まざるの族敢て一人も無し」

 (1260年立正安国論:日蓮)


大地震、飢饉や疫病で続いて
牛馬が倒れ、骸骨が道に満ちている。



なんだか、日本も
暗くて、汚くて、怖い時代だったんだねー。

鎌倉時代の様子がこんな調子だから
この後の戦国時代は、すごかっただろうね。

基本的に戦乱ですから。

それと同時に文化経済的には発展したから
人口の流動も大きかったろうと思うよね。

ヨーロッパと同じように
平和も無く非衛生的な生活を強いられていたんだろう。

ごみの臭気って、すごく嫌じゃない?
きっと遥か昔にDNAに刷り込まれたものなんだろうね。


ごみは危険、汚いのは危険。

きっと食べるのに余裕のなかった祖先たちは
汚れた水を飲んだり、
多少腐敗したものも食べたろう。

それが原因で病気になったり、
死に至ることも普通にあったんだろうしね。

われわれにとっては
遥か昔のことだけれど

これってアフリカあたりじゃ
まだまだ普通にある光景だから
早く衛生的な生活にしなくちゃいけないね!


戦乱と汚染を無くすことが
実は一番のインフラ整備なんだね!



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【ごみの基礎知識?】中世ヨーロッパ 

中世期のヨーロッパってどんなイメージがある?

QTの中では
「修道士のようなフード付きのマント、
 石造りの町並みと薄暗い家並み」

こんな感じかなー。
なんだかファイナルファンタジー?(笑)

すごい話だけど
お城にはトイレがなくて
塔の上には座れる穴が空いていて
そこに腰掛けて用を足したんだって。


し尿は、城の外だから
「そんなの関係ねぇー!」って?(笑)


中世期のヨーロッパでは、
きちんとしたごみ処理が行われず
都市が壊滅的な打撃を受けたことがある。

1348年?1353年、ヨーロッパをおそった黒死病(ペスト)は
数十万人もの人の生命を奪った。


フィレンツェでは3/5、ヴェネツィアでは3/4が
死んだという記録さえある。

農村から都市への人口流出が
都市の廃棄物を増加させ、
適正な処理がなされないまま
飲み水が汚染される。

悪臭、ハエ、ノミ、ネズミの発生。

そこに発生したペスト菌が一気に広まり
人々の命を奪っていったんだね。

リアルなイメージはこちらの映画
「ウィザード」(邦名)

DVDにはなっていない様子。
かなり前の映画だけど、QTはたまたま見たことがあるよ。

あまりよく覚えていないけど
フードをかぶった汚れた人たちが決死の覚悟で
汚染された町を脱出する、というお話。

navigater.jpg


goo映画より
黒死病から村人たちを助けるために未知の旅に出た人々の姿を描く。監督・原案・脚本は「ビジル」のヴィンセント・ウォード、共同脚本はケリー・リヨン、ジェフ・チャプル、撮影はジェフリー・シンプソンが担当。出演はブルース・リヨンほか。



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【ごみの基礎知識?】昔のごみ処理 

ごみ処理の歴史といえば、
まず思い出すのは
「貝塚」

小学校の歴史の時間に教わったよね!
有史以前の暮らしでも、
人間は集団で生活をしていて、
ごみを一定の場所に埋めて処理していたんだね!

その頃の生活は、狩猟や植物の採取で暮らしていたので
土の微生物に分解されて、ほとんど残骸はないんだよ。

こんな時代には、ごみ処理が問題になることはなかったろうね。

さてさて、時代を下ってみよう。
日本の歴史の中で「ごみ処理」が問題になり始めたのは
いつごろのことだろうか?

あまり詳しい文献等はないようだけど、
どうやら奈良・平安の時代あたりから問題になっていたようだよ!

このころ、新しい天皇の即位や勢力争いによって
都を移す「遷都」が行われていたんだけれど
その原因として「天災」や「疫病」もあったんだ。

?「天災」や「疫病」が起こって生活が困難になる。
?これはもう呪われている!(宗教的理由に結びつく)
?責任の追及と勢力争いが起こる。
?遷都&新天皇即位で出直しだ!

遷都ってこんなことだったのかも(笑)

奈良の都の平城京は、人口約20万人。
これだけの人口で、上下水道もトイレもごみ処理施設もない。
それって、ちょっと恐くない?

大きな河川があれば天然の上下水道となって、
汚物を流し去ってしまう。

でも奈良には大きな河川はない。
そのため池や井戸水が汚染されたのだろうね。

京都が長く繁栄したのは、
鴨川があったから、という説もあるんだよー。

というように、ごみ処理&上下水道&し尿処理というのは
昔からセットだった。


太古の昔には、ごみ問題を解決できるかどうかが
為政者の政治生命を左右していたのかも?

いまの政治家はどうだろうね?




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ごみ処理の基礎知識?一般廃棄物 

廃棄物には
「産業廃棄物」と「一般廃棄物」がある。
「産廃」(さんぱい)
「一廃」(いっぱい)
と略されることが多いよ。

「一般廃棄物」も「事業系」と「家庭系」分かれる。

「事業系一廃」(じぎょうけいいっぱい)
「家庭系一廃」(かていけいいっぱい)
と関係者は言う。


自治体で行っているごみ処理は
「家庭系一般廃棄物」
だね。


自治体では定期的に
「一般廃棄物処理計画」というものを策定しなければいけないんだよ。


この「一般廃棄物処理計画」というのは
「ごみ処理」の計画だと思うでしょ?

ところがそうじゃないんだ。

「一般廃棄物処理」というのは
「ごみ」と「生活排水」の両方をさすんだよ。


だから
「ごみ処理計画」と「生活排水処理計画」の2本立てになるんだよ。

生活排水とはいわゆる「下水」と「し尿」。

東京に住んでるQTには
なんで「下水」と「し尿」もセットになるのか分からなかったけど、
下水道の完備されていない地域もけっこうあるんだよね。

それにしても何で「ごみ」と「下水」がセットなのか?

それは元々ごみ処理には
「衛生管理」という考えが元にあるからなんだね。

ごみ処理の歴史とは
衛生管理から始まっているとも言えるんだよ!



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リサイクルでごみはなくなるのか? 

リサイクルは大事なこと。

みんなの中にも定着してきたよね。
でもさ、リサイクルさえしていれば
ごみは100%無くすことができるんだろうか?

????

残念ながら、リサイクルはごみ減量の最終兵器ではない。

がんばってリサイクルしても
ごみは必ず残ってしまう。

だからこそ、
「大量生産・大量消費・大量廃棄」
という物の流れを変えなければいけない。

そのためには、ごみになるものを
「作らない、買わない、捨てない」
無駄な資源を使わないことが本当に大切になってくるね。


容器包装リサイクル法ができて
全国でリサイクルが進んだ。

でも、自治体も事業者も
あまりにお金がかかるので
どうしたものか、と頭を抱えている。

その上、収集したり
リサイクルのために加工したりすると
その分エネルギーも必要となる。
Co2だって排出される。

やっぱり、リサイクルに適したものと
適さないものがあるんだよね。


これからは、
ものを作る段階から
廃棄するときのことを考えて
リサイクルしやすく、
ごみ処理も簡単なものを設計する必要があるんだよね。

それを
ライフ・サイクル・アセスメント(LCA)というんだ。

今後は、すべてのメーカー、流通で、
LCAの視点を持つことが重要なんだよ。

私たち消費者も、
買い物をする視点を
変えなければいけないね。

そのための一歩が
レジ袋有料化。
ごみになるものはもらわない。
そういう意識で暮らす練習を始めよう。



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